新着情報1件
 


  
   No.4   本邦初、自家発電稼働を開始した “あきる野市” のスターリングエンジン
  東京都あきる野市の“瀬音の湯”にはデンマークスターリングエンジン社のスターリングエンジンが設置 されています。
  本協会では、その瀬音の湯のスターリングエンジンの見学会を7月22日に行いました。ところが、 思いもかけないことに、“スターリングエンジン”が終日運転を続けている現場を見学させて頂くことになりました!
  デンマークスターリングエンジン社のエンジンは、定格出力35kW(50Hz)、本格的な木質バイオマスを 燃料とするスターリングエンジンで、あきる野市のエンジンは我が国輸入第1号機です。
  このエンジンはかなり高価なエンジンである上、国内では2台しかないので、故障をしても、 修理できるかどうか。国内にメンテナンス体制はできていないのです。
  したがって、瀬音の湯では従来は通常運転はせず、見学者があるときに稼働させるという運用方法を とっていました。
  しかし、現下の電力不足の中、節電対策として秘蔵のスターリングエンジンを自家発電機としての運用に 踏み切ったのです。
  万一故障すると修理の見通しもつかない中での決断です。運用責任者の方によれば、出力は絞り、 フル運転はしない。非常に慎重な運転を心がけている、とのことでした。
  現在の発電は5~6kWであり、このエンジンの能力の1/6程度、しかも一日の発電量は30~50kWhと微々たる ものですが、しかし、どっこい!これは我が国で初めてスターリングエンジンを連日発電機として運用している 歴史的出来事・・快挙なのです。
  私どもは、大変幸運なことに、この歴史的快挙を初めて見た訪問者となりました。感激一入でした。
  この報告では、細かなことは抜きにして、当日撮影した写真を見て頂くことにいたします。 素人写真であるので、行き届かぬところがありますが、ご容赦下さい。
スターリングエンジン本体(35kW) 運転監視デイスプレイ(5.5kW表示)
ボイラ全景
ボイラー銘板
蒸気圧:0.98MPa
蒸発量:2400kg/h
燃料:木片
メーカ:(株)タカハシキカン
燃料は木片:製材の廃材 燃料コンテナー
1日にこれを6箱消費(ボイラー)
燃料供給作業.....


燃料は燃焼室へ押し込まれます。
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   No.3   Microgen Engine Corp.(MEC) の "m-CHP" (2011年2月12日)
  MECは、British Gas(BG)傘下でスターリングエンジン搭載のCHP(コージェネレーション)開発事業を推進していた Microgen Energy Ltd.が撤退した後、そのエンジン部門を引き継ぎ設立された企業(2007年)でありますが、 同社のスターリングエンジン開発と事業について興味ある情報が寄せられたので、ここに紹介します。
  MECは2007年に創業し、昨年欧州においてエンジン公開をしましたが、それに至る経過の大略を以下に示します。
2004 ツインバード工業㈱で試作機5台生産開始 ツインバード1号(TB1)
2005 ファンクションモデル(FM)30台 生産
2007 BG傘下のMEL撤退により新Microgen(MEC)設立
2008 エンジニアリングモデル(EM)300台生産
生産拠点を日本から中国に移す
プロダクションモデル(PM)1号機を試験のため中国から英国へ
2009 PM1号機を共同開発ボイラーメーカーに提供
全部品中国製によるエンジンを1,000台量産し、欧州へ輸出
エンジンおよびコントローラーの50万時間試験を達成
2010 エンジン・コントローラーの100万時間試験を達成
5月、欧州BAXI社にてCHP(ecogen)の販売を開始
  2010年末現在でCHP約3,000台を販売、エンジンは約5,000台生産しています。
  MEC社のCHPと搭載エンジンについてさらに詳しく知りたい方は、下記URLを訪問してください。
http://www.microgen-engine.com
http://www.baxi.co.uk/products/ecogen.htm
エンジンの概要
形  式 FPSE フリーピストン型
スターリングエンジン
出  力 1kw級
電  圧 230V
周 波 数 50Hz
使用ガス ヘリウム
充填ガス圧力 約25at
起動温度 180~525℃
本体重量 約50kg
(問合せ先)
  Microgen Engine Corporation Japan マイクロジェン・エンジン・コーポレーション
      〒959-0292 新潟県燕市吉田西太田2084-2
      TEL:0256-92-9580 Mobile : 080-3657-8592 FAX:0256-92-5364
        担当 高橋
         E-Mail:takahashi.takashi@microgen-engine.com  URL:http://www.microgen-engine.com
 

エンジンの写真

エンジンイメージ図
 

エンジン試験装置(英国MEC)

エンジン試験装置(英国MEC)
 

生産工場(中国)

生産工場(中国)
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   No.2   新形式スターリングエンジン   "KAIHOエンジン" の開発 (2011年1月14日)
  横浜製機株式会社と本普及協会は、本格的な多種熱源活用型スターリングエンジン(KAIHOエンジン)の開発に目途をつけるに至りました。

  なぜ本格的な多種熱源活用型エンジンが必要なのでしょうか?。

  それは多種多様なバイオマスの直接燃焼や廃熱から発電するシステムが必要であるからです。不思議に思われるかもしれませんが、かくも科学技術が進歩している現在においても、小中規模の多種熱源対応のエンジン(出力10~100kW)技術は確立されていません

  しかし、中小規模の事業体では、自家排出するバイオマスの処理に悩んでおり、それらを廃棄することなく電気に変えるエンジンシステムがあれば、どれほど経営にプラスになるか、その効果は非常に大きいものがあります。
  また、地球温暖化対策としてのCO2削減のために、未利用エネルギーを利活用できる、取り扱い簡単かつ安価なエンジンが必要です。

  KAIHOエンジンは、このような課題解決を目的として開発に取り組んでいますが、昨年6月に試作第1号の自立運転に成功しました。 現在は基本特性の把握が終わり、多種燃料対応型スターリングエンジンの開発に目途をつけるところまで来ました。

  参考資料:   エンジン稼働ビデオ   KAIHOエンジンの概要説明   KAIHOエンジンの紹介
KAIHOエンジンのビデオです。画面中央の三角印をクリックするとエンジンが廻りだします。
  

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   No.1   本邦初、移動展示スターリングエンジンの公開  (2010年12月27日)
  東京ビッグサイトで開催された中小企業総合展で「移動展示用スターリングエンジン」が出展されました(平成22年11月10~12日;東京ビッグサイト、㈱ケーエスケーのブース)。
  このエンジンはMOMOSEエンジンで、より多くの方々にMOMOSEエンジンを見て頂くために、車載型とし、どこへでも出張展 示できる形に製作されています。このような移動展示スターリングエンジンは、わが国において初めて、いや世界でも初めてかもしれません。
  この車載デモエンジンは、全国各地に出張展示する用意があるとのことです。どうぞお気軽にご相談ください。(エンジンの詳細を見る
デモエンジンの問合せ先:松本テクニコ株式会社
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      スターリングエンジン(SE)の広場」開設に当たって
は じ め に
スターリングエンジン(SE)は、近年の急激な気候変動と地球環境の変化を受けて、世界的な環境意識の高 まりの中で、再び見直され、熱い視線が注がれるようになりました。私共協会に寄せられる質問や問合せ、ビジネス相談などからも、最近はSEへの理解の深化 とビジネスへの関心の高まりが強く感じられます。
しかし、依然としてSEはベールに包まれた存在で、SEはどんなエンジンで、どのような使い方ができるのか、何に役立つのか、さらにはどんなエンジンがあるのか、など必要とする情報の入手は困難です。
そのような中で、SEはようやく実用に供するエンジンが誕生しつつあり、その幕開けが見えてきたと考えています。
エンジンビジネスの開発
SEは、その歴史の長さに比べ、実用エンジンとしてのデビューは遅れておりましたが、遅まきながら実用エンジン時代に入りつつあります。それゆえ、これからまさに実用エンジンとなるための研究・開発が始まります。
現在開発中の多くのSEは、顧客の求める用途・性能を受けて開発されたものではありません。したがって、顧客ニーズに向けた研究・開発は、これから始まることになります。
顧客のニーズはエンジン性能、用途開発、経済性、操作性・安全性・耐久性・利便性・メンテナンス性など多岐に及びますが、その内容は、顧客から発信されなければ分からないものが殆どです。
顧客ニーズを受けた開発は、エンジン開発よりも、SEビジネスの構築に向けたものになります。その意味で、SEビジネス開発はいままさにそのスタートラインに立っていると言えます。
「S E の 広 場」
SEの広場は、まさに今始まろうとするスターリングエンジンの実用化・事業化に必要なエンジン情報やニーズ、ビジネスのシーズ・動向・情報、法規制などを調査・収集し、提供したいと考え開設するものです。
この広場では、多くの読者・訪問者の方々からご意見や情報、実用化・事業化に関わる実例やニーズ・シーズ等の投稿を頂きたいと考えております。そして、皆様とともにSEビジネスを切り拓いていきたいと願っております。
どうぞよろしくお願い致します。
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